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芸術と科学について(2)

2017.07.30

科学とは

問題:さて、ここに透明人間がいます。透明ですから見えません。どうしたら、見ることができるでしょうか?

解答:透明人間に、ペンキをぶっかける。

解説:透明とは、どういうことでしょうか?目に見えないということです。目に見えるとは、目に見える原理の条件に対象物が置かれているということです。透明人間は、その条件外にありますから、目に見える原理の条件内に引き込んでしまえば見えるということです。

今回も、わけのわからない話を始めてしまいましたが、科学とは、一見目に見えない(関係性が不明な)現象や原理を「透明人間にペンキをぶっかけるように」可視化(認識可能な状況に置く)させ、その構造を明らかにするものだと思います。

科学者が一般的に、「幽霊を信じない」、「UFOを信じない」のは、これらが「目に見える原理の条件」の外にあるからです。即ち「幽霊にペンキをぶっかける」ことが出来ないからです。

「紙に透明の液体で文字を書き、火で炙って文字を浮き出す」そのな遊びをしたことはありますか?書いた文字は、火で炙るまでは、何が書かれているかわかりません。火で炙るというアクションを加えることで「認識可能」なものとなるのです。これが科学的アプローチです。一見見分けのつかないAとBを異なるものとして区分けすることで、認識可能な領域に引きずり込むわけです。

前回のコラムで、「芸術とは、五感に直接働きかけるものを駆使して、その奥にある認識が困難なものを表現しようとする試み」と述べましたが、「科学とは、目に見えない対象・構造を可視化(認識可能)領域に引っ張り込む試み」だと思います。

今回も、わかりにくいお話をしてしまいました。もっと精進いたします。すみません。

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