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やりたいこと、出来ること、・・・・

2017.08.05

「やりたいこと、出来ること、・・・」皆さんの中にもこのフレーズを聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。三つの輪が交差した中心が「天職」というあの説明です。

「やりたいこと」と「出来ること」の表現は大体同じですが、三つ目の輪は、様々な言い方がされています。「求められること」とか「やらなければならないこと」とかです。「ニーズ」などとも言われます。具体的な転職サイトでの皆さんの求人検索の行動で言えば、「やりたいこと」や「出来ること」の情報をキーワードに入れて検索して、出てきた求人情報が「求められること」となるでしょうか。でもなかなかマッチングしません。ここでいうマッチングとは、皆さんの気持ちとして、なかなか、「そうだ、これこそ天職だ」とはならないということです。

何故でしょうか?まずは、「やりたいこと」が分からないという場合があると思います。あるいは、「やりたいこと」がどんどん変わっていく方もいるでしょう。実は、「やりたいこと」は、よくわからないことが多いのです。「やりたいこと」は、ご自身の内面にあるため、明確化させることが難しかったり、顕在化していないことも多いのではないでしょうか。そもそも「やりがい」は、ある期間、仕事に没頭した後に感ずることができる領域かもしれません。はじめは、ぼんやりした捉えどころのないものではないでしょうか。

「出来ること」はどうでしょうか。これは、どちらかというと客観的評価が重要です。その意味では、外部の意見を聞くべきでしょう。自身が、何の苦労もなく1時間程度で出来てしまう事柄でも、周りの多くの人が何日もかかかってしまうなどということが見つかれば、この分野では、「競争優位」に立てるでしょう。従って、3つの内、ここを軸に組み立てることを進めるコンサルタントは、多いのではないでしょうか。自身を客観視する意味からも、周りの人たちからのアドバイス・サポートを得るアプローチとなることからも、スタートラインは、「出来ること」から組み立てることは、有効です。

それでは、「出来ること」が分かれば、問題解決かと言えば、そうもいきません。例えば、「出来ること」が、「ルービックキューブを素早くクリアすること」だったりした場合はどうでしょうか?「けん玉が上手」でもいいでしょう。その特性を生かした仕事はなかなか、見つかりません。結局、スタートラインに逆戻りとなります。もちろん、世の中の極少数は、この「出来ること」を突き詰めて、あるいは、「やりたいこと」を突き詰めて、自身のフィールドを築いている場合もあります。そのような成功例が、マスコミに取り上げられると、「よし、俺も」となったりしますが、やはり、例外と考えるべきではないでしょうか。

さて、結論です。「やりたいこと」「出来ること」「求められること」の三つの輪については、皆さんが、今後のキャリアを考えるときの論点を整理するための切り口に過ぎないと思うのです。この3つを意識しながら、その3つを何度も通過して、自身のキャリアを考えるということです。更に、時間軸も入れていかなければなりません。ある時間経過の中で、3つの輪は、変動していくのです。現時点で、「出来ない」ことも「出来る」ようになっているかもしれません。「やりたいこと」も変わっていくかもしれません。社会的なニーズも変化します。焦らずに、ここは、じっくり考えていきましょう。

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