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「金帰月来」的働き方などについて

2017.08.17

 「金帰月来」とは、インターネットで調べると「金曜日に帰り、月曜日に来ること。単身赴任者や地方選出の議員などをいう。」とあった。最近は、あまり言われないが、バブルの頃に、よく耳にした。私も単身赴任は、経験者である。ここ10年近くは、月1回実家の静岡に帰る生活を続けてもいる。最近では、働き方改革の中で在宅勤務もよく取り上げられているが、今後どのような変化が出て来るのだろうか。働き場所や生活拠点を複数有する人は増えているかもしれない。また、社員に副業を認める会社も増加している。将来は、働き先や収入源が複数という例も多くなっていくかもしれない。

 「地方創生」が叫ばれている昨今だが、上記をうまく組み合わせて、「月曜日から木曜日は東京勤務、金曜日は地方に異動して在宅勤務、土日は地方で家族と休暇を楽しむ」などというのは、どうだろうか?課題はたくさんある。まずは、地方との交通費と移動時間の負荷が多いという点。地方と毎週往復するとなると交通費も負担となる。「水曜日に東京に出張勤務し、残り4日間は地方で在宅勤務」ぐらいにならないと、住居を2カ所確保しなければならず、この2重負担も大変である。時間的ロスも軽視できない。私の場合、静岡の実家に帰るのに片道3時間半程度かかる。毎週だと少し大変である。更に遠方の方は厳しいかもしれない。そもそも、新幹線などのキャパシティに上限があるだろうから、実施企業が増えたら対応できないかもしれない。

まずは、「東京一極集中」が緩和され、全国の中核都市に企業が適度に分散し、その周辺部に在宅勤務者などの多様な働き手が取り巻く形にでもならないと上記のような働き方は、現実的ではないのかもしれない。あるいは、全国どこにでも移動は30分以内のような交通インフラでも出来るか、VR(バーチャルリアリティ)会議など、遠距離コミュニケーション技術の格段の進歩により、新しい形の在宅勤務が実現するなど、画期的な技術革新が必要ではないだろうか。

いずれにせよ、今後10年ぐらいの中で、様々な働き方のパイオニアが出現して、その後の潮流を作っていくのではないかと思うのだが。

 

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