転職コラム・口コミ

HOME > 転職コラム・口コミ > コラム > これからのキャリアスタイル

これからのキャリアスタイル

2017.10.02

かつて家電が変えたライフスタイル

 レトロ家電の話です。電気洗濯機が普及したのは50~60年前でしょうか。私が小さい頃は、洗濯機は、大きなバケツの底に衣類と絡まないように工夫されたスクリューが付いた形状でした。脱水は、2つのロールの間の隙間を衣類を通して絞る形状でした。それでも、洗濯板にたらいでゴシゴシやっていた頃に比べれば、革命的でした。まさに、「主婦から家事仕事を開放する」という家電メーカーのキャッチフレーズは的を得たものでした。それまで、一日中、家事に縛り付けられていた主婦が、ささやかな自由を獲得した瞬間でした。

銀行のオフィスオートメーションの端緒は、紙幣読取り機

 私が銀行に入って間もなく、銀行窓口に、現金自動読み取り機が導入されました。それまでは、人間の手で、勘定していた紙幣を機械に読み取らせる様になりました。それから10年もたたないうちに、EB(エレクトロバンキング)が掛け声となり、企業と銀行は、専用モデムで回線接続され、企業の銀行取引の大半がEB化されていきました。そして、今は、個人も専用アプリでスマホで、銀行取引をする時代になりました。今後10年の間に、FB(ファイナンシャルプランニング)もAIがになっていくことでしょう。以前、大手食品会社の工場を見学したときに聞いた話ですが、工場在籍の正社員の仕事は、生産段取りやその改善活動だと聞きました。銀行も、営業サービスの大半は、AIで、そのメンテナンスと業務改善活動が主な仕事になっていくのかもしれません。

技術革新が牽引するキャリアスタイル改革

 今、働き方改革がいろいろと話題になっています。言わば、人の手による働き方改革です。どの程度期待できるでしょうか?私は、懐疑的です。こちらも技術革新による牽引の方が期待できると思うのです。その萌芽は見られます。例えばテレビ会議ですが、回線スピードの高速化で、随分と臨場感が増してきています。スカイプなどもあります。音声認識システムと連動し、東京のデスクで「太田君」と呼べば、自動で起動したテレビモニターが静岡で在宅勤務の太田君を瞬時に呼び出して打ち合わせできるようになるでしょう。通勤による時間ロスは、一人当たり1日2時間はあるでしょう。事務所への出社義務が月に2回程度になれば、通勤可能圏も、広がります。所定労働時間とか残業手当なども古い概念になっていくかもしれません。個人が労働法制の域外で働くことはリスクも伴いますが、数社の業務委託を受けて働く形も多くなるのではないでしょうか。そして、その起点は、技術革新だと思うのです。技術革新の次に、働き手の意識変化が大きくうねり出す。そんな感じではないでしょうか。

 

 

 

TOP