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出来る(優秀な)後輩の思い出

2017.07.04

それは、私のおかげでしょ!

私が銀行で営業主任をしていた時のお話です。
その支店は、全国最大規模の取締役担当店舗で、とにかく良く出来る後輩ばかりでした。
ある時、新聞(日経産業か何かの専門新聞だったと思います)を読んでいると興味がある企業(C社)の記事が載っていました。残念ながら私の担当エリアではなかったため、そのエリアを担当している後輩のT君に情報提供しました。

それから数日後、T君が支店長席で、何やら成果報告をしている場面に遭遇しました。
彼は、数日前に私が情報提供したC社の話を自慢げにしているのです。先輩から情報提供された会社だとは、一言もコメントなしです。

そんな要領のいいT君に私が感心させられた話があります。
それは、T君が一番テンションがあがる場面は何かという話なのですが、彼は、営業案件を一つの舞台に見立てて、役回しをいつも考えているというのです。
登場人物は、例えば、T君、T君の直属の上司(課長)副支店長、上席副支店長、支店長、関連本部推進役、などです。
相手も、担当者、係長、課長、部長、常務、専務、社長などです。
これらの登場人物をどこのタイミングで、どのような役で動かし、意図した結果に結びつけるかを常に考えていて、その舞台回しを楽しんでいるというのです。
これは、一つの案件を時間軸・空間軸をもって把握し全体をイメージ出来ているということです。そして、何より、そのことに主体的に取組み、楽しんでいるのです。

また、別の時の話で、相手の攻略法がなかなか掴めないときどうするかという話で、
彼の答えは、「ニーズは何か、直接、相手に聞くんですよ!」です。
これは、相手との関係性が強くないと裏目に出るやり方です。
日頃から、顧客をしっかり把握し、深く理解しているからこそ取れるアプローチだと感心しました。

支店長の肩こりを解決したのは誰だ!

支店長が肩こりで困っていた時の話です。
病院取引獲得が得意な私は、何処かないかと聞かれ、新規獲得した地域で一番評判の良い病院を紹介し、予約手配しました。その病院は、柔整学校も経営し、院長は講道館の有段者で、相撲地方巡業の際もケガ等のサポートを任されている有名なところです。
しかし、治療から戻ってきた支店長は、効果があまりなかったと見えてまだ渋い顔です。
そこへT君が歩み寄り、何か声をかけ支店長室に一緒に入って行きました。
しばらくして帰ってきたT君ですが、何をして来たと思いますか。

マッサージです。T君は、マッサージに少し心得があると見えて、支店長はご満悦です。このあたりの上司に対するサポートは、彼に限らず、私を除く全員が、かなりのレベルでした。

その時は、「出来る後輩たちだな」と思っただけでしたが、今から思えば、「後輩を見習って、もう少し、そのあたり色々と習得していれば、私ももっと・・・」と思うこの頃です。皆さんの周りにも、参考になるキャリアモデルは、たくさん転がっているのではないでしょうか。(モデル先生、「転がっている」なんて失礼いたしました。)

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